B.エクレストン氏

B.エクレストン氏、アフリカ侮辱発言を否定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000112-ism-moto

6月15日16時50分配信ISMFOM(フォーミュラワン・マネージメント)会長のバーニー・エクレストン氏は、FIA国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長の留任が決まった信任投票後に、アフリカを侮辱したとされる発言が報道されことについて否定している。現地時間(以下、現地時間)13日、『ロイター』通信が伝えている。性的スキャンダルが去就問題に発展したM.モズレー会長の信任投票が、今月3日にフランス・パリで行なわれたが、M.モズレー会長は過半数の信任を勝ち取り、会長職の留任が決まった。F1の商業面を統括するB.エクレストン氏は投票前、M.モズレー会長は辞職すべきと発言していたが、投票結果を受けて「彼(M.モズレー会長)がアフリカから多少の票を獲得したからといって、スペイン国王と握手したことにはならない」と発言したことが、イギリスの新聞『デイリーエクスプレス』紙に掲載された。この発言に対し、ケニア自動車協会の総書記でFIAの役員でもあるデビッド・ンジョロゲ氏は「明らかに軽蔑的で、身勝手で、不当なアフリカへの攻撃について大いに異議を唱える。30年以上に渡る私とAIT(国際旅行同盟)・FIAとの密接な関係において、民族的背景に基づいたこれほど狡猾(こうかつ)でたくみに隠蔽(いんぺい)された攻撃を受けたのはこれが初めてのことだ。これらの見解が意図的でないのであれば、我々は撤回とアフリカへの謝罪を求める」との文書をB.エクレストン氏に送付し、苦情を訴えた。これに対しB.エクレストン氏は「アフリカに関する発言は私から出たものではなかった」と否定し、無関係であることを主張した。さらにD.ンジョロゲ氏の訴えによって、B.エクレストン氏はFIA内のアフリカの各団体のことをより身近に考えるようになったと持論を展開。アフリカ大陸には36のFIA加盟団体があるが、今回投票権を持っていたのは24団体のみで、そのうちのいくつかの団体は個人会員がわずか200人しかなかったと指摘。一方、AAA(アメリカ自動車協会)はアメリカで4,300万人の会員数を誇りながら投票権は1票のみと1票の格差の問題があると主張している。また「南米は18ヶ国で合計50万5,000人の会員数でありながら18票を持つので、同じことが適用される思う。これはFIAの構造の問題で、投票した各団体の責任ではない。もし私がある団体の会長だったとしたら、FIAとそれが提供する利権に忠実であるため、マックスを支援する側に投票しただろう」と自らの考えを述べながらも理解を示し、さらに「あまり遠くない未来にアフリカで再びF1を開催できればと願っている」とリップサービスしている。なお、アフリカでは1958年にモロッコGP、1960年代から1990年代にかけては南アフリカGPが開催されていた。最終更新:6月15日16時52分ソーシャルへ投稿 0件:(ソーシャルとは)

(引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000112-ism-moto:title=Yahoo[ISM]])

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