生産委託
ソニーや東芝は液晶テレビの組み立て生産を台湾企業に大量委託する。2008年度は総出荷台数の2割を委託生産に移行する計画。液晶パネルを他社から調達する両社は組み立てにも外部の生産受託会社を積極活用しコストを抑える。世界市場での価格競争が一段と激しくなるのは必至。シャープや松下電器産業などはパネルを含めた一貫生産で技術優位を保とうとしており、成長分野の薄型テレビを巡る国内家電各社の戦略が二極化してきた。ソニーと東芝は「EMS(電子機器の受託製造サービス)」と呼ばれる業態の企業に生産を委託する。台湾のEMS企業はノートパソコンの世界生産の9割超を占めるとされ、液晶テレビの生産拡大で電子機器製造での主導権がさらに強まる。(07:00)関連リンクソニー株価 企業情報 ホームページ東芝株価 企業情報 ホームページ関連特集IT PLUS:ビジネス関連サイトテレビの“裏側” 薄型テレビ“薄利多売”の時代〔TRENDY〕
[引用元:日本経済新聞]