ユナイテッド
2つの目標を掲げるユナイテッド
2008年8月26日(火)。Eメール印刷Digg保存スーパーカップでは離脱している選手たちの復帰を願うファーガソン監督 (Copyright Getty Images)マンチェスター・ユナイテッドFCは、29日にモナコで開催されるUEFAスーパーカップでFCゼニト・サンクトペテルブルクと対戦する。そこでアレックス・ファーガソン監督は、UEFAチャンピオンズリーグに続くタイトルの獲得とともに、けが、出場停止、オリンピック出場などでチームを離脱していた選手たちの再集結を目指すことになる。勝利を目指すマンチェスターのカーリントンにあるユナイテッドの練習場で行われた記者会見で、ファーガソン監督は次のように述べた。「一発勝負のスーパーカップだ。もちろん勝ちたいと思っている。また、オリンピックから戻ってきたアンデルソン、出場停止処分を受けていたナニ、そして可能ならガリー・ネビルを起用するいい機会だと考えている。この3選手は金曜日（29日）の試合に出場すると思う。またパトリス・エブラとウェイン・ルーニーもプレーする。あとの選手はけがの回復次第だ。オーウェン・ハーグリーブスは順調に練習メニューをこなせば、出場するだろう。朴智星はまだわからない。選手を温存することはないが、メンバーは何人か入れ替えるつもりである」戦力不足マイケル・キャリックは3週間の戦線離脱、クリスティアーノ・ロナルドは手術から回復中、そしてライアン・ギグスも太もも裏を痛めるなど、ユナイテッドが最高の状態にないことは明らかだ。ファーガソン監督も「今は少しメンバーが不足している」と認めている。ポーツマスFCと対戦したFAコミュニティーシールドは0-0に終わり（PK戦で勝利）、続くニューカッスルFCとのホームでのリーグ開幕戦も1-1で引き分けた。だがアンデルソンとカルロス・テベスが復帰した25日のポーツマス戦では、ダレン・フレッチャーのゴールにより今季のプレミアリーグ初勝利を手にした。ゼニトを称賛ファーガソン監督は、ルイ2世スタジアムで行われる試合で復帰を果たす選手たちが、UEFAカップ覇者のロシア王者ゼニトを上回り、勝利を収めることを願っている。「ゼニトはいいチームである」と指揮官は続ける。「彼らは昨季、とくにアウエーゲームで素晴らしいパフォーマンスを見せた。バイヤー（04）レバークーゼン戦ではアウエーで4ゴールを挙げ、（準決勝では）（FC）バイエルン（・ミュンヘン）を退けた。このように昨季のUEFAカップで彼らは素晴らしい成果を遂げた。今回の試合はとてもタフなものになるだろう」成功がもたらす成功ファーガソン監督にとってUEFAスーパーカップで指揮を執るのは3回目となるが、1991年にはFKツルベナ・ズベズダに1-0で勝利したものの、1999年の大会では同じスコアでSSラツィオの前に敗退した。この大会の他にも、今季はFIFAクラブワールドカップに出場するため、ユナイテッドは過密日程をこなすことになるかもしれない。それでもユナイテッドの指揮官は「やりがいがある」と続けた。「成功を収めたからこそ出場できる大会なんだ。選手たちにとっても貴重な経験になるはずだ」(C) uefa.com 1998-2008. 禁無断転載.
[引用元：uefa.com]
