.7兆円

5週間で1.7兆円の日本株売った海外勢、足元で買い姿勢

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000840-reu-bus_all

12月11日16時42分配信ロイター拡大写真１２月１１日、海外勢が日本株の買い越しに転じているとの声が出ている。写真は都内の株価ボード。１０月撮影（２００８年 ロイター/Toru Hanai）［東京 １１日 ロイター］ 海外勢の日本株売りが止まったのかどうか、東京市場関係者の注目を集めている。前週１２月６日までの５週間に海外勢は１兆７０００億円超の日本株を売り越したが、足元では買いに転じているとの声が出ている。１１日の東京市場でも銀行、商社株などを海外勢が物色していたという。ただ、海外勢のポジション整理は終わっていないとの見方も根強く、年末に向けて再び、海外勢の日本株売りが本格化するのか市場関係者は神経をとがらせている。。商社・海運・銀行・不動産・鉄鋼などを海外勢が物色。この日の株式市場で日経平均は、前日比小幅マイナスの水準で推移している時間帯が長かった。朝方は３日続伸の後で利益確定売りが先行したものの、前場中に米下院が自動車メーカー救済法案を可決したと伝わったことで、安心感が広がり下げ渋った。ただ、採決の焦点は与野党が伯仲している上院であり、法案成立には不透明感が残っている。「トヨタ。7203.T。の減産報道などもあり、実体経済の先行き懸念は根強い。当面は株価の上値も重い」（東海東京証券エクイティ部長の倉持宏朗氏）との声が出ている。目立った買い主体が見当たらない中で、ヘッジファンドなどを中心に海外勢の買い戻しが日経平均の底堅さにつながっているとの見方もある。この日は銀行、商社、海運、不動産、鉄鋼などに海外勢の買いが観測された。「景気、企業業績などの悪材料に反応しにくくなってきたため、世界的に株式と商品の売りポジションを巻き戻す動きが出ている」（外資系証券）との指摘が出ている。午後の取り引きでもマイナス圏で推移していたが、大引けが近づくにつれて買いが優勢になり、結局、６０円強のプラスで取引を終えた。。悪材料織り込みの声。財務省が１１日に発表した対外対内証券投資の週間ベースデータによると、１１月２日から１２月６日までの５週間で海外勢は日本株を１兆７３８７億円売り越した。「１カ月強の期間での売り越し額としてはかなり大規模で、ヘッジファンドを中心にした海外投機筋の資産圧縮の動きが相当の大きかったことを示す内容だ」(外資系証券）とみられている。それが足元で買い基調になっているため、市場関係者の関心を集めている。ただ、先の外資系証券の関係者は「米投資銀行が商業銀行に業態変換し、自己資本比率のＢＩＳ（国際決済銀行）規制の適用を受けることになり、資産の大幅な圧縮を迫られている。その関連でまだ、日本株売りが出てくることが予想される」と予想している。ただ、市場には楽観的な見方も出てきている。野村証券エクイティ・マーケットアナリストの佐藤雅彦氏は「来週もイベントが目白押しだが、マクロ指標の悪化はある程度予想されており、市場には売り飽き気分も出ている。１１月米雇用統計後に米株は上昇したように、悪材料が出ても織り込み済みとなる可能性がある」と述べる。佐藤氏は「支持率が落ち込んでいる麻生太郎首相が早期に解散・総選挙に打って出れば、政治のもやもやもいったん晴れることから、不透明さを嫌う海外勢が好感し株価を押し上げる要因になるだろう」とみている。。ドル指数の低下傾向続く。一方、外為市場ではユーロの反発などを受けて、ドル指数の低下傾向が続いている。ドル指数は、９月上旬にドルの流動性不足が深刻化する中で急反落し、９月２２日に７５．８９０と直近の安値をつけた。その後、米当局がドル流動性の大量供給を含む金融危機対策を次々と打ち出したことで切り返し、１１月２１日には今年の最高値となる８８．４６３をつけた。だが、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が１２月４日に０．７５％の利下げを実施してからは、ユーロが底堅く推移。ドル指数は再び低下傾向をみせていた。ドル安の進行は、米国人投資家によるリパトリエーション（資金の本国還流）が１１月末までに一巡した一方で、本邦や欧州投資家のリパトリ（円買いやユーロ買い）が続いていることが背景との指摘もある。財務省が発表した対外対内証券投資によると、１１月３０日―１２月６日の週に本邦投資家は外債を４０１８億円売り越し、外国株は４９７５億円買い越した。外国短期債は２８４億円の買い越しだった。本邦投資家による外債の売り越しは３週連続。市場では「（本邦）機関投資家の間では、年末をにらんで、利益がのっている証券を売って、益出しする傾向が強まっている」（証券会社）との声が聞かれ、堅調な米国債相場も、東京時間に若干の値崩れを起こすケースが目立っているという。（ロイター日本語ニュース 田巻 一彦；編集 宮崎 亜巳）最終更新:12月11日16時42分ソーシャルへ投稿 0件：（ソーシャルとは）主なニュースサイトで東海東京証券(8616)の記事を読むみんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。現在 JavaScriptが無効 に設定されています。ニュースのレーティング機能をお楽しみいただくには、JavaScriptの設定を有効 に変更してください。JavaScriptの設定を変更する方法はこちら。みんなの感想（話題ランキング）現在 JavaScriptが無効 に設定されています。ニュースの機能をお楽しみいただくには、JavaScriptの設定を有効 に変更してください。JavaScriptの設定を変更する方法はこちら。話題の言葉：米上院、エルピーダ、破産法適用申請、ケネディクス、ロジャーズ氏、寄り付き前の記事：金融機能強化法を採決、民主党の修正案可決＝参院財政金融委（ロイター） - 11日(木)16時49分

[引用元：[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000840-reu-bus_all:title=Yahoo[経済総合（ロイター）]]]

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