バカブーム

S氏の相場観:おバカブームの日本と世界の経済

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081125-00000011-scn-brf

11月25日9時20分配信サーチナマーケットの羅針盤。人気ブロガーS氏の市場展望連休明けの東京株式市場は、先週末と昨夜のNY株の上昇で株式市場自体はかなり上昇機運が高いと思いますが、NYの上昇要因がシティへの追加資本注入でありますから、この上昇を素直に評価する事は出来ないというのが実情であります。今日明日は上がる可能性が高い材料でありますが、それ以降はこれだけの材料では無理だと考える方が無難でありましょう。元々私のレポートでも何度か書いていることであるのですが、資本注入の規模が小さく絶対的に足りないはずなのです。足りないからこそこうして追加が出てくるのですし、私は今回の追加でもまだ足りないだろうという予測をしておりますから、市場が好感して株価が上がるならば、そこは利食いしたりカラ売りしたりという場面になってしまいます。本当に必要な事はもっと思い切った資本注入であり、例えば金額を決めずにシティは国有化するだとか、絶対につぶさないという姿勢を見せることが出来るとすれば、シティに対しては完璧に近い対応となると思いますし、そうなってほしいとは思うのですがそうはいかないのが現実でありましょうから、次に必要であろうと思われる景気刺激策に全力を注がなくてはならない時であると思うのです。米は次期大統領であるオバマ氏を指導者に経済の再生を図って行くわけですが、問題は財政赤字をどこまで許容できるかということになります。不安はありますが、求心力が大きく、時間はかかっても立ち直っていくような感じはしておりますので、一番の問題国であるとしても新大統領の指導のもと何とか立ち直っていくような感じはします。それに対して日本に目を向けると、サブプライム問題の直接的ダメージが少なくここを頑張れば世界的優位に立てる状態にあるはずなのに、政治がとんでもない方向になっていってしまっております。私は自民党だろうが民主党だろうが国民のためを思って政治をやってくれればどちらでも良いと思っておりますが、せっかくダメージが少なくチャンスであるのにこの政治のごたごたが経済のチャンスを逃してしまいそうでハラハラしてしまっております。日本は「羞恥心」に代表される様なおバカグループが流行ったりしておりますが、政治までおバカ旋風にはまっていてどうするのだという気持ちでいっぱいであります。おバカグループがなぜ流行っているのかということを考えると、私は、彼らは確かに一般常識等は知らな過ぎるかもしれませんが、人を騙そうだとかそういう悪意を持たないタイプだからだという気がします。昔に比べ悪意を持った人が多くなってきたため、本来安心や安全を求める人の心がこういったブームを呼び起こしたのではないでしょうか。なので政治もおバカではあるのですが、どこかに悪意があったり欲があったりという人が嫌う部分を持っているので人気は落ちるばかりということでありましょう。さて、この政治家の醜態は日本をどこに連れて行くのでしょうか・・・。今はその行き先が見えない状態でありますが、このままでは地獄の底へとつながっていそうで本当に恐ろしくなってしまいます。ごたごたの原因がねじれ国会であるとするならば、時期を考えずにとにかく解散して国民の審判を仰げばいいのです。こんな政治が一ヵ月止まったところで今の政治を続けるよりは悪い事は起きないでしょう。(執筆者:S氏。日本株第1号、カリスマブロガー。)

[引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081125-00000011-scn-brf:title=Yahoo[市況(サーチナ)]]]

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