現役大学合格

現役大学合格4倍に/開校5年のフレキシブルスクール横浜桜陽高

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000031-kana-l14

6月30日14時51分配信カナロコ単位制普通科高校の中で、自分の生活スタイルに合わせて勉強する時間割を組むことができる「フレキシブルスクール」。県立高校でこの制度を初めて導入して二〇〇三年に開校した県立横浜桜陽高校(横浜市戸塚区汲沢町、石井和世校長)で現役大学合格者が四年前の四倍超になるなど、進学・就職の実績を積み上げている。学びへの工夫や意欲を引き出す取り組みが注目されている。私大教授による「知の講座」も六月十九日、同校に県内の私立四大学から計十六人の教授らが集まった。キャリア教育実践プログラムの一つとして一、二年生四百六十人を対象に今年初めて開講した「知の講座」桜陽アカデミアの講師陣だ。「今、若者の働き方に起こっている変化」(神奈川大)、「植物による環境浄化〜水生植物パワーが汚染を救う」(神奈川工科大)、「ファッション雑誌のことば〜メディアリテラシー入門」(関東学院大)などと多彩な内容が展開された。「二階建ての航空機エアバスA380は最大八百五十人乗り。二層構造で、いかに機体を軽くするかが重要です」。東海大工学部の宮澤靖幸教授は実験室で、プロジェクターを駆使し、鉛を含まない新しいハンダ材料の比較や、液体窒素で変化する超電導体や形状記憶合金の実物を示し、材料科学への興味を誘った。こうした知的好奇心をくすぐる工夫が、生徒たちに「学び」への刺激を与えているようだ。◇ ◇豊田と汲沢の県立二校を再編統合した横浜桜陽高校は、「九十分授業が勝負」を合言葉に、科目によっては一年生と三年生が同じ授業を受ける。「学力の定着」「得意の深化」「学ぶスキルの修得」を軸に、時代を生き抜く力や課題解決能力を高めてきた。同時に「知の講座」のようなキャリア学習に学年単位や全校規模で力を注ぐ。〇四年度に約三十人だった大学現役合格者だけでも、〇七年度に百三十六人と約四倍に増えた。大学受験に追い立てるような言葉は使ったことがないという石井校長は「勉強したい思いを喚起していく環境を作りたかった。個性と得意分野を伸ばしてあげたい一心で、先生方は取り組んでいる」と振り返る。単位制や自分で作る時間割の仕組みをうまく使いこなせない生徒がいることから、石井校長は、そうした生徒に対し、「支援態勢を充実させたい」と話している。最終更新:6月30日14時51分ソーシャルへ投稿 0件:(ソーシャルとは)横浜市戸塚区汲沢町周辺の地図(縮尺1/30万)縮尺1/75000の地図を表示 1/8000の地図を表示[ Yahoo。地図 ]みんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。現在 JavaScriptが無効 に設定されています。ニュースのレーティング機能をお楽しみいただくには、JavaScriptの設定を有効 に変更してください。JavaScriptの設定を変更する方法はこちら。みんなの感想(話題ランキング)前の記事:07年所得公開、国会議員は6年連続減/神奈川県内(カナロコ) - 15時30分

(引用元:[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080630-00000031-kana-l14:title=Yahoo[カナロコ]])

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